育児と仕事の両立
介護福祉士から Web エンジニアへ転身。子どものそばにいたいという思いが背中を押した藤井さんに、育児と仕事の両立を支える会社の柔軟さと、自分なりの働き方の工夫について語ってもらいました。
Profile
開発事業部
藤井 浩平
開発事業部で、フロントエンドからバックエンドまで幅広く担当する Web エンジニア。動けばよい、ではなく、きちんと検証して品質を担保することを大切にしている。最近は AI を取り入れて、開発の効率化や仕組み化に力を入れている。休日は、外でも家でも、子どもと一緒に遊んで過ごしている。
─ Q1. お子さんが生まれたとき、仕事との両立について最初に心配したことは何でしたか?
子どもたちが生まれた当時、私はまだ Web エンジニアではありませんでした。 前職は介護福祉士で、土日も家を空けて現場に出る働き方だったんです。 だから「両立」を心配したというより、「このままだと、子どもといちばん一緒にいたい時期に、そばにいてあげられないな」という思いのほうが強くて。 その気持ちが、思いきって職種ごと変えよう――Web エンジニアになろう、と考える大きなきっかけのひとつになりました。
─ Q2. i Nations の制度や職場の雰囲気で、助かったと感じたことを教えてください。
いちばんは、働く時間と場所に柔軟さがあることです。 たとえば、もともと出社の予定だった日に子どもが急に体調を崩しても、「今日は家でみます」とすぐに在宅へ切り替えられる。 特別な手続きも、まわりへの気兼ねもいりません。 家庭の状況に合わせてその日その日でリズムを変えられるのは、本当に助かっています。 それと同じくらい大きいのが、職場の雰囲気です。 「子どものことで少し抜けます」と言いやすいですし、それを当たり前のこととして受け止めてもらえる。 制度として整っているだけでなく、周りの理解があるからこそ実際に使える、という感覚があります。
─ Q3. 育児中の一日のスケジュールはどんな感じですか?
子どもが小学校に上がってからは、日常的な送り迎えはほとんどなくなりました。 保育園の頃は妻が車で送迎してくれていて、いまは何かあったときに、家にいる私が都合をつけて対応する形です。 在宅で仕事をしている日は、急に「迎えに来てほしい」となっても、少し席を外して対応できるのがありがたいですね。 基本は、日中はしっかり集中して仕事を進め、夕方はいったん区切って家のことをする。 子どもが寝たあとに、残った作業や調べ物を少しやる日もあります。
─ Q4. 育児と仕事の両立で大変だったことを教えてもらえますか?
前提として、我が家は共働きで、お互いできるときに家事や育児を分け合っているので、自分だけが「両立で大変だった」と言うのも少しおこがましいのですが…(笑)。 仕事の面で言うと、私は一つのことに深く潜って一気に作り上げるのが好きなタイプなので、子どもの用事で集中が途切れたり、まとまった時間が取りにくかったりするのは、最初はけっこう戸惑いました。 急な予定変更も日常茶飯事ですしね。 ただ、これは慣れと工夫でだいぶ変わりました。 「いつ中断されても戻ってこられる」ように仕事の進め方を変えてからは、気持ちがずいぶん楽になりました。
─ Q5. 育児中に「この会社でよかった」と思った具体的なエピソードはありますか?
在宅の日に、子どものことで急に動かなければならなくなったとき、ためらわずに席を外して対応できたことです。 少し抜けて対応し、また仕事に戻る――それが特別なことではなく、自然にできる。 学校行事に参加できたり、体調が悪い日に無理なく休めたりと、こういう「いざというときに家庭を優先できる」場面が積み重なるたびに、ここなら無理なく続けていけそうだと実感しています。 もう一つ印象に残っているのが、毎年お正月に有志で行っている神社参拝です。 妻と子どもも連れて参加させてもらったとき、皆さんが子どもをみんなで気にかけて、温かく迎えてくれたんです。 仕事の場だけでなく、家族ごと受け入れてもらえているようで、とてもうれしい時間でした。
─ Q6. 育児と仕事を両立しながら、仕事への向き合い方は変わりましたか?
時間が限られているぶん、「いかに集中して、短い時間で成果を出すか」をすごく考えるようになりました。 だらだら長く働くのではなく、日中の集中の質を上げる。 同じ結果を出すなら、手数は少ないほうがいい。 そのために、AI やツールを取り入れて効率化することにも積極的になりました。 育児と両立するなかで身についた、いまの自分の仕事のスタイルだと思います。
─ Q7. 同じ状況にある人・これから育児が始まる人へ、伝えたいことはありますか?
これから育児が始まる方へ。 「両立」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、一人で完璧にやろうとしなくて大丈夫だと思います。 我が家も共働きで、どちらが中心ということもなく、お互いできるときにできることを分け合いながら、なんとかやっています。 大切なのは、頼れる相手がいることと、頼ることを許してくれる環境があること。 働く時間や場所を調整できて、家庭の事情を当たり前に受け止めてくれる職場なら、子育てしながらでも自分のペースで働き続けられると思います。