チーム開発でのコミュニケーション・カルチャー
前職は不動産営業、畑違いからエンジニアの世界に飛び込んだ綿引さん。声が届きやすい環境や、困ったときに相談しやすいチームカルチャーについて語ってもらいました。
Profile
開発事業部 マネージャー
綿引 健
前職は不動産の営業。まったくの畑違いからエンジニアに転身し、現在はクライアントワークと社内開発を行き来しながら、バックエンド・フロントエンドからインフラまで幅広く担当している。領域を絞らず、必要なことは一通り自分でやるのが性に合っているタイプ。最近は設計やレビューに関わる時間が増えてきた。
─ Q1. 今のチームでの開発の進め方や、日々のコミュニケーションの取り方を教えてください。
朝会でその日の作業内容や進捗を共有し、チーム全体が同じ方向を向いていることを確認するところから一日が始まります。出社・リモートを問わず、不明点があれば Slack のチャットやハドルですぐにやりとりできる体制です。 開発の進め方はプロジェクトによって異なりますが、共通しているのは「困ったらすぐ声を上げられる空気がある」という点だと思います。一人で抱え込まず、早めに共有して一緒に解決する流れが自然にできています。
─ Q2. コミュニケーションでよく使っているツールや場(Slack、朝会、コードレビューなど)は何ですか?
コードレビューは GitHub の PR ベースで行っています。定例ミーティングはプロジェクトによって朝だったり夕方だったりと様々ですが、どのプロジェクトでも日次で顔を合わせる場は設けています。タスク管理ツールもプロジェクトごとに異なりますが、社内に関しては Backlog で統一しています。 もしより良いツールがあれば、金額や内容を相談の上で社内に導入することも比較的やりやすい環境です。このあたりは会社としては決まったやり方に固執するよりも、チームに合ったものを柔軟に取り入れていく方針ではありますね。 社内開発のメンバー間では1on1も取り入れていて、定期的にヒアリングしながら働きやすい環境を整えるようにしています。大きめの開発やリリースの後には振り返りの時間も取っています。
─ Q3. その中で「i Nations らしい」と感じる特徴はありますか?
声が届きやすい環境だと思います。新しいことをやりたい、導入したいといった意見が通りやすく、実際に私自身、社内 DX アプリを作りたいとか、新しい AI ツールを導入したいといった提案を代表に直接して、実際にやらせてもらっています。もちろん自分の役割を果たした上での話ですが、「こうしたい」「こうなりたい」という意思がある人にとっては動きやすい環境だと思います。 あとは、リモート作業中に Slack で「ここで詰まってる」と X(Twitter)感覚でつぶやくようなアウトプットをする文化がありますね。それを見た有識者が横から助言してくれることで、効率的に開発が回っていると感じます。 社内のメンバーは同じタイプの人ばかりではなく、いろんなタイプがいます。私のように前に出て意見を言うタイプもいれば、物静かにコツコツ作業を進めていくタイプもいて、それぞれのスタイルが尊重されていると思います。
─ Q4. 困った時・分からない時、周りにどう相談していますか?相談しやすい雰囲気はありますか?
Slack にアウトプットする中で、特定の人に直接聞くこともあります。テキストで伝えにくい場合は Web ミーティングで画面共有しながらやりとりすることも多いです。 相談先はプロジェクト内に限らず、社内の先輩エンジニアに聞くこともあります。新しい言語やフレームワークに触れるときや、参画時の立ち位置が上流に変わるときなど、不安を感じる場面は私自身もありました。そういうときも聞きづらさは感じなくて、私は東京勤務ですが福岡オフィスのエンジニアメンバーにも気軽に相談しています。 福岡には出張で何度も行かせてもらっていますし、福岡のメンバーが東京に来ることもあります。実際に顔を合わせる機会があるからこそ、普段のオンラインでのコミュニケーションもスムーズになっていると思います。
─ Q5. もし他の会社・他のチームで同じ立場だったら、同じようにコミュニケーションが取れたと思いますか?何が違うと思いますか?
代表がエンジニアの想いを尊重してくれるからこそ声が届きやすいという面はあり、この環境はどこの会社でも同じというわけではないと思います。代表との距離はかなり近い方で、よく一緒にランチに行かせてもらっています。 実はそのランチの雑談の中で、当時大学生だった弟がエンジニアに興味を持っているという話をしたところ、じゃあ一度インターンに来てみたらとなり、今ではエンジニアとして正式に入社しています。雑談からまさか兄弟が入社するとは…そんな会社は他にはあまりないかなと思います(笑) 代表を含めてみんなそうですが、役職などの上下関係をいい意味で感じさせない雰囲気がありますね。目上の方であっても意見を言い合える関係性があるのは i Nations の特色だと感じます。私自身はどんな環境でも割と言えるタイプですが、他のメンバーを見ていてもそれはすごく感じるところです。
─ Q6. コミュニケーションがうまくいかなかった時、チームはどう対応してくれましたか?
恥ずかしながら、入社当初はコミュニケーションミスをよくしていました。思い込みで「こうかな」と先走って進めてしまい、先輩に見せると「いや、これをやってほしかったわけじゃない」と言われることもありました。ただ、そのときも具体的な改善策を提示しながら指摘してくれたのを覚えています。 研修で学んだことは技術的なハードスキルだけではなく、ソフトスキルの面をかなり重視して学べたのが、今もすごく活きていると思っています。たとえば、出社していて隣に座っているのにあえてテキストベースで質問する練習をしたり、リモートワークで困らないためのコミュニケーションの基礎を実践的に鍛えてもらいました。 そのおかげで、プロジェクトに参画してからはうまくやれている方かなと思っています。もちろんうまくいかないこともたくさんありますが(笑)、研修で学んだことを今度は新しく入ってくる方に伝えていく立場になっています。
─ Q7. これからチームのコミュニケーションでもっと良くしたいことはありますか?
最近は、ただコードを書くプログラマーというよりも SE 以上の立ち回りとして、非エンジニアに対してコミュニケーションを取る機会が増えてきています。エンジニア同士なら伝わる言い方でも、相手が変わると伝わらないという場面があり、言い回しや視点を臨機応変に変えていく難しさを日々感じています。このあたりはまだ模索中ですが、経験の中で学んだことを社内の後輩たちにも伝えていけるよう、学びの姿勢は止めずにいたいと思っています。 あとは、コミュニケーションはキャッチボールが成立してこそだと思うので、相手の質問にきちんと回答することは一番意識しています。A か B かを聞かれているのに Z を返してしまうことって意外と日常でもあって、恥ずかしながら私自身も昔はそうでした。まず相手が求めている回答を返した上で、自分の意見を添える。そういう基本的なことの積み重ねが、どんな立場の人とも円滑にやり取りする土台になると思うので、引き続き自分自身の課題として取り組んでいきたいです。