i Nations が目指す場所
創業メンバーから2026年入社の新人まで、社歴も職種も異なる6人が集まりました。創業から10年以上を経て会社はどう変わったのか、i Nations が大切にしてきた価値観、いま抱える課題、そしてこれから目指す場所まで、率直に語り合いました。
Profile
代表取締役
永田 大輔
エンジニアの経験を経て、2014年に当社を設立。自身の経験から開発現場への理解が深く、同時に営業サイドの動きも細やかに見守っている。休日は子供と一緒に趣味のサーフィンでリフレッシュしている。
取締役
三春 揚平
以前は IT 企業のプログラマーとして勤務し、代表の永田と知り合う。「一緒に会社を育てないか?」という誘いを受け、創業メンバーとして立ち上げに参加した。
ビジネスパートナー事業部 部長
長谷川 未樹
エンジニアとして約3年現場を経験したのち営業へジョブチェンジ。現場の悩みや葛藤がわかるからこそ、エンジニアにとって一番相談しやすい存在でありたいと思っている。風通しの良い環境をつくり、みんなが伸び伸び活躍できるようサポートしている。休日は、好きなアーティストのライブや旅行に出かけたりしてリフレッシュしている。
開発事業部 マネージャー
綿引 健
前職は不動産の営業。まったくの畑違いからエンジニアに転身し、現在はクライアントワークと社内開発を行き来しながら、バックエンド・フロントエンドからインフラまで幅広く担当している。領域を絞らず、必要なことは一通り自分でやるのが性に合っているタイプ。最近は設計やレビューに関わる時間が増えてきた。
開発事業部
藤井 浩平
開発事業部で、フロントエンドからバックエンドまで幅広く担当する Web エンジニア。動けばよい、ではなく、きちんと検証して品質を担保することを大切にしている。最近は AI を取り入れて、開発の効率化や仕組み化に力を入れている。休日は、外でも家でも、子どもと一緒に遊んで過ごしている。
開発事業部
豊村 舞
前職では保育士として子どもたちと関わり、毎日たくさんの刺激と学びをもらっていた。現在は未経験からエンジニアを目指し、新しいことに挑戦する毎日。悩みながらも一歩ずつ前進できるよう、学習と実践を積み重ねている。
話題1
入社した頃と今を比べて、会社が一番変わったと感じることは何ですか?
綿引
人数が増えたのが一番変わったことですね。私が入社してから20人くらいは増えている印象です。当時は多分40人くらいだったのが、今はもう60人近く正社員がいる形で。BP(協力会社)のパートナーさん合わせたら、かなり多くて、170人くらいですね。
永田
綿引君が入った時は、プロパー(自社正社員)40人以内で BP 入れてだいたい80〜90人くらいだったので、それを考えると倍くらいになってますね。
綿引
それ以外で変わったところで言うと、永田さんは何が変わったと感じますか?
永田
私が思う変化としては、圧倒的に技術力が上がったところですね。人数が増える前は、経営していく上で手探りでやっていることが多かったんですけど、今はエンジニアがやりたい目標に向かってやっているので、最近は皆が同じ方向を向いている場面が増えてきています。以前とは方向性も、エンジニアのポテンシャルもだいぶ変わってきたなと、経営者として感じていますね。
藤井
経営側からそう見えているのは嬉しいです。現場でも、技術力が上がった実感は本当にあります。
綿引
三春さんはどのあたりに変化を感じますか?
三春
やってる技術領域も全然変わったと思います。当初は闇雲にやっていたところから、チームで体制を組んで取り組めるようになった。そのやり方が結構変わりました。あと人数も、自分が入社した頃はプロパーが一桁くらいだったのが、今は60人近くで、かなり変わったなと思います。
豊村
そんなに増えたんですね、すごい!
長谷川
私は最初エンジニアでずっと外に出ていたので、会社の様子があまりわからないことが多かったのですが、今は社内の様子もわかるようになったし、開発側はこんな感じでやってるんだなというのも見えるようになりました。あと社内のシステム化も進めてもらっていて、勤怠なども結構変わったじゃないですか。社内でも仕組み化が進んでるんだなと思っています。
綿引
確かに、DX の部分は、ここ2、3年で変わりましたね。
永田
そうだね、その辺はまだまだ伸びしろがあると思っていて、社内システムはこれからももっと充実させていきたいね。
綿引
AI 絡みのところも、時代に合わせて最善の選択を重ねてきた結果、変わってきた部分もありそうですね。
永田
あとは営業の方で言うと、お客さんが圧倒的に多くなって、エンド直のお客さんもだいぶ増えました。その辺は変わりましたね。
話題2
i Nations が大切にしていると感じる文化や価値観とは?
長谷川
途中でのジョブチェンジは最初は全然考えてなかったんですけど、同じ会社で違う職種を、しかも営業未経験の状態からやらせてもらって。困ったことがあったら助けるよ!と言っていただけたのが印象的で、挑戦する人を後押しする環境が整っているというのを、文化として一番感じています。
藤井
確かにそうですね。私も日々の中で、社員一人ひとりのことをちゃんと考えてくれているなと感じる場面が多いです。
綿引
私もすごく思うのは、人を大事にする会社だなということです。未経験の人に対しても、その人それぞれに合った進め方をしてくれますし、未経験じゃなくても、エンジニアが『こういうプロジェクトに参画したい』と思ったときには、スキルを身につけることでより幅広いプロジェクトに参画できるようになりますし、会社全体でその人がやりやすいように、働きやすいように動いてくれている印象があります。そこは他の会社とはまた違う、i Nations らしさの一つかなと思いました。
三春
人を大切にするというところで、立ち上げから永田さんとずっと一緒に見てきて、本当にそこは昔からブレていないなと思います。『エンジニアファースト』というのも綺麗事じゃなくて、その人が活躍できる環境や将来像を、一人ひとりと真剣に向き合って考えているところが、永田さんの魅力も含めて会社の文化になってきているなと思います。
永田
そう言っていただけると、間違ってなかったんだなと思います。そこは変えずにいこうと思っていて、10年以上経営していると、会社によってはお金やいろんな方向に行ってしまうこともあると思うんですけど、うちの場合はもちろん利益は追い求めていますが、人を大切にしようというところは設立から全く変わっていないですし、今の長谷川や綿引の発言が『会社をやっててよかったな』と思えるところなので、今後もブレず、人ありきで会社をやっていきたい。こういう話をすると、改めてそう思います。
話題3
会社としてまだできていない、これから変えていきたいと感じることは?
永田
率直に言っていいからね。私に気を遣わず挙げて!
綿引
課題としては、請負や自社開発で、世に出すプロダクトをもっと増やしていきたいなと思っています。今自社で持っているプロダクトやサービスは社内用がメインで、世に出す自社プロダクトはまだそこまで持ててないんですね。一エンジニアとしては、いろんなプロジェクトに参加させてもらって技術力は少しずつついてきている自信もあるので、それを発揮できる新しい場所があった方が、これからの人たちや先輩エンジニアの方々にも協力してもらいながらやっていけるのかなと思っています。そうすればもっと会社のアピールにもなりますし。今はどうしても外のプロジェクトに出ている人の割合が多いので、そこはまだこれからかなと思っています。
藤井
私も自社プロダクトはもちろん大事だと思うんですけど、請負案件で外に出ている人たちの技術や経験を社内の作業に落とし込むことで、社員の技術力が相乗的に上がっていくんじゃないかなと思います。社内で活動できる幅が広がっていくと、もっといいのかなと考えています。
長谷川
私は営業目線でいくと、一人ひとりの状況は違うので、全員から同じように話を聞けているわけではないなと思っています。それぞれ抱えている何かはあると思うので、そのフォロー体制をもう少し強化していきたくて、お昼や夜にみんなでご飯を食べたりして動いているんですけど、声を上げてくれる人だけじゃなく言いづらい人もいると思うので、そういう人にも話を聞きに行って、不安の種を小さいうちに潰していく動きを、今後もっとできたらいいなと思っています。現場に出てくれている人も仲間なので、そこも一緒にやっていけたらいいなと思っています。
綿引
あと採用関連だと、リファラルで採用することが非常に多いんですね。知り合いが自信を持って紹介してくれて、それ経由で入ってくれるのは大きな強みです。一方で、これまではリファラルでの採用が多かったので、今後は多様な採用チャネルも広げていきたいなと思っています。社内でも『こんなことがいいんじゃないか』という話はしているんですけど、課題の一つかなと思っています。
三春
まだ出ていないところとしては、属人化している部分や、それぞれ抱え込んでしまっている作業があるかなと思っています。そこを展開していくことで挑戦する機会も生まれると思うので、抱え込まれている部分を周りに分担していくのは一つやっていきたいところです。あとは、新しいことを始めようとしたときに、キーになる人がある程度偏ってしまっていて。それ自体は悪いことではなく、いい側面もあるとは思うんですけど、そういうことができる人間が増えていけば、会社としてできる幅がもっと広くなるなと思います。今は特定のメンバーに負荷が集中しているのが現状なので、そこがもっとみんなでできればいいなと思っています。
話題4
3年後・5年後、i Nations はどんな会社になっていてほしいですか?
三春
『Ruby on Rails の開発といえば i Nations』というくらい、Web アプリ開発で検索したときに上位に出てくる、そういう存在を目指していきたいなと思います。
永田
そのためには営業の力が必要で、今後は資金が絶対に必要になってくる場面が増えてくるだろうというところで、営業の力と、変わらず人材を大切にした上で、やりたいことができる会社にしていきたいなと思っています。やりたいことをやれない会社にはしたくないんです。やれることを増やしていくためには、営業の強化も、福岡との連携も、インフラ事業部の盛り上げも必要だと思っています。課題はありますが、やらなきゃいけないこと、やれることを踏まえて、会社をどんどん大きくしていきたいと思っております。
話題5
その未来に向けて、自分はどんな役割を果たしたいですか?
綿引
私の場合だったら、まずは尊敬してもらえるエンジニアになりたいなと思います。これから入ってくる後輩にあたる方々に対して、技術力だけじゃなくて、人として尊敬してもらえる人になっていきたいです。技術はもちろん磨き続けたいと思いますし、同時に人と人なので、コミュニケーションがちゃんとできる人間でありたいなと思っています。『何かあったらこの人にお願いすればやってくれる』みたいな位置に自分がいられればいいかなと思っていて。いろんな人がそういう形を目指してくれれば、おのずと会社の底上げになると思います。さっき三春さんから出ていた『誰かに集中している、偏りが出ている』というところも、主体的に動いてくれる人が増えれば補い合いが生まれると思うので、一人ひとりが他の人から尊敬される人であり続けるという意識を持ってくれればいいかなと思いました。
豊村
まだ研修中の身ではあるんですけれども、未経験からこの会社に入らせていただいている立場として、同じように未経験から入られる方の悩みに一番近い立場で寄り添えるかなと思っています。そうした中で皆さんのようにいろんな技術を持っていながらも、驕っていない、話しかけやすい、困っている人がいたら助けられる、そんなエンジニアになりたいと思っていて、綿引さんがおっしゃっていたような人柄を身につけていくことが必要になってくるのかなと思っています。
長谷川
私は営業なので、まずエンジニアさんがやりたいことを実現できるように、いろんな案件を取ってくるところから始めたいです。やりたいことをするには資金が必要という話もさっき出ましたが、そこに向けて、まずは稼働200人を目指して、年々業績を右肩上がりで伸ばしていきたいです。営業の力を伸ばすことと、部下もできて今いろいろ教育している中で、自分の力や過去の経験を踏まえて伝えていけることもあると思うので、皆さんが言ったように相談しやすく、声をかけやすい空気感を作っていくことも大事だと思っています。自分の部署の部下だけでなく、社内のエンジニアさんもいろいろ悩みを抱えていると思うので、『長谷川に言っておけば何とかしてくれる!』というところを目指して今動いています。そこに向けて営業力と人間力の両方をつけていきたいなと思っています。
藤井
皆さんと重なる部分も多いんですが、まずはエンジニアとして技術力を高めることが前提だと思っています。その上で、一緒に働きやすい、頼れると思ってもらえる人材になっていきたいです。いずれは部下を持ち、社内でチームを組んで動けるようになるのが理想です。自社での活動をもっと広げていけたらと思っております。
永田
皆さんありがとうございます。今、経営側で言うと取締役が3名いますが、ここを固定するつもりは全くありません。もちろんエンジニアなので自分の知識をつけていただくのが前提ですが、それ以外に『会社のために』と動いていただいている方も増えてきています。若手の方も業界経験年数に関係なく、会社のために動いていただいている方には、どんどん役職をつけたり昇給したり、もっと言えば取締役に入っていただいたり、私が代表を変わる時があるかもしれないくらいの柔軟な体制を作りたいなと思っています。私が会社を盛り上げていくのは自分の利益のためではなく、将来何か楽しい目標に向かってやっているつもりです。若手の中にも近い将来の取締役候補はいるのかなと思いますし、自分のやりたいことをやるためにも、どんどん上に上がってきていただきたいという思いは非常に強く持っています。頑張ってやっていっていただけたらなと思います。
三春
皆さんが活躍できる環境を整えるのがこちらの役目でもあるので、むしろ皆さんが上がってくることを喜びに感じられるようにやっていきたいと思っています。
永田
そうですね。私たちはそれくらいしか楽しみがないんだよ、というくらいの気持ちで経営をしています。
最後に
これから i Nations に入ってくる人へ、どんな人と一緒に働きたいですか?
永田
私は本当に楽しくやりたいと思っています。意見を出し合いながらも、お互いを尊重し、協力し合って進められる方と働けたら嬉しいです。各現場の判断は尊重したいと思っているので、楽しくやれる方たちがたくさんいてくれる環境が一番いいかなと思っています。そういう環境を作れるように、厳しいこともあるかもしれませんが、結果良かったなと思える行動を取っていきたいと思います。これからも社員一同、より良い会社を目指して頑張っていきます!